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エストラーナテープ0.09mg、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • エストラーナテープ0.09mg

    • <製剤共通>

      • ○更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う下記症状

        • 血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状
      • ○閉経後骨粗鬆症
      • ○性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症
  • エストラーナテープ0.18mg

    • <製剤共通>

      • ○更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う下記症状

        • 血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状
      • ○閉経後骨粗鬆症
      • ○性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症
  • エストラーナテープ0.36mg

    • <製剤共通>

      • ○更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う下記症状

        • 血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状
      • ○閉経後骨粗鬆症
      • ○性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症
    • <エストラーナテープ0.36mg>

      • ○凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期
  • エストラーナテープ0.72mg

    • <製剤共通>

      • ○更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う下記症状

        • 血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状
      • ○閉経後骨粗鬆症
      • ○性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症
    • <エストラーナテープ0.72mg>

      • ○生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整
      • ○凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期

用法・用量

  • エストラーナテープ0.09mg

    • <更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う症状(血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状)、閉経後骨粗鬆症>

      • 通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgを下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。
    • <性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症>

      • 通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替え、症状に応じ増減する。小児では、エストラジオールとして0.09mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。その後、エストラジオールとして0.18mg、エストラジオールとして0.36mg、エストラジオールとして0.72mgへ段階的に増量する。
  • エストラーナテープ0.18mg

    • <更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う症状(血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状)、閉経後骨粗鬆症>

      • 通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgを下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。
    • <性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症>

      • 通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替え、症状に応じ増減する。小児では、エストラジオールとして0.09mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。その後、エストラジオールとして0.18mg、エストラジオールとして0.36mg、エストラジオールとして0.72mgへ段階的に増量する。
  • エストラーナテープ0.36mg

    • <更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う症状(血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状)、閉経後骨粗鬆症>

      • 通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgを下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。
    • <性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症>

      • 通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替え、症状に応じ増減する。小児では、エストラジオールとして0.09mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。その後、エストラジオールとして0.18mg、エストラジオールとして0.36mg、エストラジオールとして0.72mgへ段階的に増量する。
    • <凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期>

      • 通常、エストラジオールとして0.72~5.76mgを下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替え、子宮内膜の十分な肥厚が得られた時点で、黄体ホルモン剤の併用を開始して、妊娠8週まで本剤の投与を継続する。
  • エストラーナテープ0.72mg

    • <更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う症状(血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状)、閉経後骨粗鬆症>

      • 通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgを下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。
    • <性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症>

      • 通常、成人に対しエストラジオールとして0.72mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替え、症状に応じ増減する。小児では、エストラジオールとして0.09mgから開始する。下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替える。その後、エストラジオールとして0.18mg、エストラジオールとして0.36mg、エストラジオールとして0.72mgへ段階的に増量する。
    • <生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整>

      • 通常、エストラジオールとして0.72mgを下腹部、臀部のいずれかに貼付し、21~28日間、2日毎に貼り替え、投与期間の後半に黄体ホルモン剤を併用する。
    • <凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期>

      • 通常、エストラジオールとして0.72~5.76mgを下腹部、臀部のいずれかに貼付し、2日毎に貼り替え、子宮内膜の十分な肥厚が得られた時点で、黄体ホルモン剤の併用を開始して、妊娠8週まで本剤の投与を継続する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • <効能共通>

    • 2.1 エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。][8.3参照]
    • 2.2 乳癌の既往歴のある患者[乳癌を再発させる可能性がある。][8.3参照]
    • 2.3 未治療の子宮内膜増殖症のある患者[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合がある。][8.3参照]
    • 2.4 血栓性静脈炎や肺塞栓症のある患者、又はその既往歴のある患者[卵胞ホルモン剤は凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進するとの報告がある。][11.1.2参照]
    • 2.5 動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者[15.1.4、15.1.5参照]
    • 2.6 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
    • 2.7 授乳婦[9.6参照]
    • 2.8 重篤な肝障害のある患者[9.3.1参照]
    • 2.9 診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある。][8.3参照]
  • <更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う症状(血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状)、閉経後骨粗鬆症、性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整>

    • 2.10 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 子宮筋腫のある患者
子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。[8.3参照]
9.1.2 子宮内膜症のある患者
症状が増悪するおそれがある。[8.3参照]
9.1.3 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者
症状を悪化させるおそれがある。[8.3参照]
9.1.4 高血圧、心疾患のある患者、又はその既往歴のある患者
卵胞ホルモン剤の過量投与では体液貯留をきたし、これらの疾患を悪化させるおそれがある。[8.3参照]
9.1.5 糖尿病患者
十分管理を行いながら使用すること。耐糖能を低下させるおそれがある。
9.1.6 片頭痛、てんかんのある患者
観察を十分に行うこと。症状を悪化させることがある。
9.1.7 術前又は長期臥床状態の患者
血液凝固能が亢進され、心血管系の副作用の危険性が高くなることがある。[8.1、11.1.2参照]
9.1.8 全身性エリテマトーデスの患者
症状を悪化させるおそれがある。
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 腎疾患のある患者、又はその既往歴のある患者
卵胞ホルモン剤の過量投与では体液貯留をきたし、腎疾患を悪化させるおそれがある。[8.3参照]
9.3 肝機能障害患者
9.3.1 重篤な肝障害のある患者
使用しないこと。代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある。[2.8参照]
9.3.2 肝障害のある患者(重篤な肝障害のある患者を除く)
定期的に肝機能検査を実施するなど観察を十分に行うこと。肝障害を悪化させるおそれがある。
9.5 妊婦
<更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う症状(血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状)、閉経後骨粗鬆症、性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整>
9.5.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には使用しないこと。[2.10参照]
<効能共通>
9.5.2 卵胞ホルモン剤であるジエチルスチルベストロールを妊娠動物(マウス)あるいは妊婦に投与したとき、出生児に生殖器系臓器の異常が報告されている。エストラジオールのヒトにおける催奇形性の報告はないが、妊娠動物(ラット)への投与によって児の生殖器系臓器に異常が起こることが報告されている。ヒトにおいて、妊娠中の女性ホルモン剤(経口避妊薬等)投与によって児の先天性異常(先天性心臓奇形及び四肢欠損症)のリスク増加の報告がある。
9.5.3 卵胞ホルモン剤を妊娠動物(マウス)に投与した場合、児の成長後、膣上皮及び子宮内膜の癌性変化を示唆する結果が報告されている。また新生児(マウス)に投与した場合、児の成長後膣上皮の癌性変化を認めたとの報告がある。
9.6 授乳婦
使用しないこと。ヒトにおいて、母乳中への移行が報告されている。また、動物実験(マウス)で新生児に卵胞ホルモン剤を投与した場合、児の成長後膣上皮の癌性変化を認めたとの報告がある。[2.7参照]
9.7 小児等
思春期前の小児に対し卵胞ホルモン剤を長期間にわたり、大量に反復投与した場合は、骨端閉鎖が起こり低身長となるおそれがある。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に使用すること。一般に、生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

<効能共通>
8.1 静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎があらわれることがあるので、患者に対しては、異常が認められた場合には直ちに医師等に相談するよう、あらかじめ説明すること。[9.1.7、11.1.2参照]
<更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う症状(血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状)、閉経後骨粗鬆症、性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症>
8.2 外国において、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を長期併用した女性では、乳癌になる危険性が対照群の女性と比較して高くなり、その危険性は併用期間が長期になるに従って高くなるとの報告があるので、本剤の使用にあたっては、患者に対し本剤のリスクとベネフィットについて十分な説明を行うとともに必要最小限の使用にとどめ、漫然と長期使用を行わないこと。[15.1.3、15.1.9参照]
8.3 使用前に病歴、家族素因等の問診、乳房検診並びに婦人科検診(子宮を有する患者においては子宮内膜細胞診及び超音波検査による子宮内膜厚の測定を含む)を行い、使用開始後は定期的に血圧、乳房検診並びに婦人科検診を行うこと。[2.1-2.3、2.9、9.1.1-9.1.4、9.2.1参照]
<凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整>
8.4 本剤は、不妊治療に十分な知識と経験のある医師のもとで使用すること。本剤投与により予想されるリスク及び注意すべき症状について、あらかじめ患者に説明を行うこと。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
14.1.1 患者には包装のまま本剤を渡し、使用するときに包装から取り出すように指示すること。
14.1.2 貼付部位
(1)本剤を背部に貼付した場合、下腹部に比べてエストラジオールの血中濃度が高くなることがある。
(2)衣服との摩擦ではがれるおそれがあるため、ベルトラインを避けること。また、胸部に貼付しないこと。
(3)創傷面又は湿疹・皮膚炎等がみられる部位は避けて貼付すること。
(4)皮膚刺激を避けるため、毎回貼付部位を変えることが望ましい。
14.1.3 貼付時
(1)貼付部位の皮膚を拭い、清潔にしてから本剤を貼付すること。また、貼付部位の水分は十分に取り除くこと。
(2)本剤をハサミ等で切って使用しないこと。
14.1.4 0.09mg製剤及び0.18mg製剤を使用する場合、未使用分は本剤が入っていた袋に戻し、開口部を2回折り曲げて保管し、開封後12日以内に貼付するように指示すること。

7.用法及び用量に関連する注意

エストラーナテープ0.09mg
<閉経後骨粗鬆症>
7.1 使用後6カ月~1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には使用を中止し、他の療法を考慮すること。
<性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症>
7.2 成人に使用する場合は、定期的に中止又は漸減の判断を行い、最少量で治療を行うこと。
7.3 小児に使用する場合は、使用後6カ月~1年を目処に増量を検討すること。また、定期的に症状や血中エストラジオール濃度等を確認し、増量や中止又は漸減の判断を行うこと。

7.用法及び用量に関連する注意

エストラーナテープ0.18mg
<閉経後骨粗鬆症>
7.1 使用後6カ月~1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には使用を中止し、他の療法を考慮すること。
<性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症>
7.2 成人に使用する場合は、定期的に中止又は漸減の判断を行い、最少量で治療を行うこと。
7.3 小児に使用する場合は、使用後6カ月~1年を目処に増量を検討すること。また、定期的に症状や血中エストラジオール濃度等を確認し、増量や中止又は漸減の判断を行うこと。

7.用法及び用量に関連する注意

エストラーナテープ0.36mg
<閉経後骨粗鬆症>
7.1 使用後6カ月~1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には使用を中止し、他の療法を考慮すること。
<性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症>
7.2 成人に使用する場合は、定期的に中止又は漸減の判断を行い、最少量で治療を行うこと。
7.3 小児に使用する場合は、使用後6カ月~1年を目処に増量を検討すること。また、定期的に症状や血中エストラジオール濃度等を確認し、増量や中止又は漸減の判断を行うこと。
<凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期>
7.4 本剤の妊娠成立後の投与期間は、本剤投与により予想されるリスクと患者の状態を考慮して慎重に判断し、漫然と投与を継続せず、最長妊娠10週を超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

エストラーナテープ0.72mg
<閉経後骨粗鬆症>
7.1 使用後6カ月~1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には使用を中止し、他の療法を考慮すること。
<性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症>
7.2 成人に使用する場合は、定期的に中止又は漸減の判断を行い、最少量で治療を行うこと。
7.3 小児に使用する場合は、使用後6カ月~1年を目処に増量を検討すること。また、定期的に症状や血中エストラジオール濃度等を確認し、増量や中止又は漸減の判断を行うこと。
<凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期>
7.4 本剤の妊娠成立後の投与期間は、本剤投与により予想されるリスクと患者の状態を考慮して慎重に判断し、漫然と投与を継続せず、最長妊娠10週を超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

エストラーナテープ0.36mg
<凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期>
妊娠率や生産率の報告を踏まえると、本剤を含む卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤の併用で調節卵巣刺激の開始時期の調整又はホルモン補充周期で凍結融解胚移植を行った場合は、開始時期の調整を行わない場合又は自然排卵周期で凍結融解胚移植を行った場合と比べて、妊娠率や生産率が低下する可能性があるので、このことを患者に説明した上で、本剤の投与の要否は、患者毎に治療上の必要性及び危険性を考慮して慎重に判断すること。[15.1.11、15.1.12参照]

5.効能又は効果に関連する注意

エストラーナテープ0.72mg
<生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整、凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期>
妊娠率や生産率の報告を踏まえると、本剤を含む卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤の併用で調節卵巣刺激の開始時期の調整又はホルモン補充周期で凍結融解胚移植を行った場合は、開始時期の調整を行わない場合又は自然排卵周期で凍結融解胚移植を行った場合と比べて、妊娠率や生産率が低下する可能性があるので、このことを患者に説明した上で、本剤の投与の要否は、患者毎に治療上の必要性及び危険性を考慮して慎重に判断すること。[15.1.11、15.1.12参照]

16.薬物動態

16.1 血中濃度
閉経後の健康女性に本剤0.72mg1枚を48時間単回貼付したとき、血清中エストラジオール(E2)濃度は貼付後緩やかに上昇し、貼付後8~12時間後から除去時までほぼ一定のE2濃度(52.0~53.8pg/mL)を維持し、除去後は速やかに減少した。血清中エストロン(E1)濃度については、貼付前から内因性のE1濃度が検出され、本剤0.72mgの貼付による明らかな濃度の上昇は認められなかった。また、除去後のE2消失半減期は約2時間であった。
16.5 排泄
16.5.1 蓄積性
閉経後の健康女性に本剤0.72mg1枚を7回(14日間)反復貼付したとき、血清中E2濃度は第2回貼付以降から定常状態に達し、各貼付時の貼付48時間後の濃度は平均で52.5~60.5pg/mLであった。また、尿中排泄においても第1回目の排泄量に対する第7回目との比は平均でそれぞれ1.21±0.24(総E2)、1.34±0.37(総E1)であり、蓄積傾向は認められなかった。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
リファンピシン
抗てんかん剤
フェノバルビタール
フェニトイン
カルバマゼピン
HIV逆転写酵素阻害剤
エファビレンツ
セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
ステロイドホルモン
本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。これらの薬剤等は薬物代謝酵素チトクロームP450(CYP3A4)を誘導することにより、本剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させる可能性がある。
プロテアーゼ阻害剤
リトナビル
ネルフィナビル等
本剤の血中濃度が変化するおそれがある。これらの薬剤は薬物代謝酵素チトクロームP450(CYP3A4)を誘導又は阻害する可能性がある。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 アナフィラキシー(頻度不明)
11.1.2 静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎(いずれも頻度不明)
下肢の疼痛・浮腫、胸痛、突然の息切れ、急性視力障害等の初期症状が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。[2.4、8.1、9.1.7参照]

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

5%以上0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
皮膚一次刺激性の接触皮膚炎(紅斑、そう痒等)かぶれ、水疱、色素沈着
生殖器不正出血、消退出血帯下、外陰部腫脹感、外陰部そう痒感、子宮内膜増殖
乳房乳房緊満感乳房痛、乳頭痛、乳腺症
精神神経系頭痛、眠気、めまい不眠片頭痛
循環器動悸胸部不快感、血圧上昇静脈瘤の悪化、血栓症
消化器嘔吐、嘔気、下痢、腹部膨満感、便秘、心窩部痛
電解質代謝浮腫体液貯留
過敏症全身のそう痒、発疹、顔面そう痒、顔面紅斑じん麻疹アレルギー性接触皮膚炎
肝臓肝機能障害(AST、ALT、Al-P、LDH上昇等)胆石症、胆嚢疾患、胆汁うっ滞性黄疸
その他腹痛、下腹部痛、関節痛、腰痛、耳鳴、体重の増加、背部痛、けん怠感、トリグリセライド上昇、フィブリノーゲン増加体重の減少、発熱下肢痛、ポルフィリン症の悪化、喘息の悪化、耳硬化症

注)発現頻度は使用成績調査を含む。

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