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ケトチフェン点眼液0.05%「ツルハラ」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • アレルギー性結膜炎

用法・用量

  • 通常1回1~2滴を1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。
・薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
・患眼を開瞼して結膜のう内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙のう部を圧迫させた後、開瞼すること。
・他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。
・ベンザルコニウム塩化物によりソフトコンタクトレンズを変色させることがあるので、ソフトコンタクトレンズを装用している場合は、点眼前にレンズを外し、点眼15分以上経過後に再装用すること。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
14C-ケトチフェンフマル酸塩の点眼液(9.67mg/0.195mCi/ml)50μlをウサギに1回投与したとき、血中への移行がみられたが低値であった。頻回投与した場合の定常状態における血漿中ケトチフェンフマル酸塩濃度は、結膜中の濃度の1/70程度と予測された。
16.3 分布
14C-ケトチフェンフマル酸塩の点眼液(9.67mg/0.195mCi/ml)50μlをウサギに1回投与し、眼組織への移行性を検討した。
眼組織における14C-ケトチフェンフマル酸塩の濃度は投与後15分に最高値を示した。最も高い濃度を示したのは角膜(上皮)で、次いで結膜、角膜(内皮及び実質)、虹彩、強膜(前部)、毛様体、外眼筋、前房水の順であった。
他の眼組織中の平均滞留時間が3時間以下であるのに比べ、結膜では平均滞留時間が5.7時間と長い値を示した。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1%~5%未満0.1%未満頻度不明
過敏症眼瞼炎、眼瞼皮膚炎、そう痒感発疹、眼部腫脹、眼瞼浮腫、顔面浮腫
結膜充血、刺激感角膜びらん眼痛、霧視、眼乾燥、結膜炎、羞明
その他眠気頭痛、口渇

注)発現頻度は使用成績調査を含む。

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