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ロナプリーブ注射液セット300、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • SARS-CoV-2による感染症及びその発症抑制

用法・用量

  • 通常、成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児には、カシリビマブ(遺伝子組換え)及びイムデビマブ(遺伝子組換え)としてそれぞれ600mgを併用により単回点滴静注又は単回皮下注射する。

禁忌 

【警告】

  • <SARS-CoV-2による感染症の発症抑制>

    • SARS-CoV-2による感染症の予防の基本はワクチンによる予防であり、本剤はワクチンに置き換わるものではない。
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。生殖発生毒性試験は実施していない。一般にヒトIgGは胎盤を通過することが知られている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本薬のヒト乳汁への移行性については不明であるが、一般にヒトIgGは乳汁中へ移行することが知られている。
9.7 小児等
12歳未満の小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

8.1 アナフィラキシーを含む重篤な過敏症があらわれることがあるので、本剤投与中はアナフィラキシーショック、アナフィラキシーに対する適切な薬物治療(アドレナリン、副腎皮質ステロイド薬、抗ヒスタミン薬等)や緊急処置を直ちに実施できるようにしておくこと。また、投与終了後も症状のないことを確認すること。[11.1.1参照]

14.適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意
<用法共通>
14.1.1 調製前に約20分間室温に放置しておくこと。
14.1.2 調製前に微粒子又は変色がないか目視検査を行うこと。異物、変色、その他異常を認めた場合は、使用しないこと。
14.1.3 11.1mLバイアルには、2回投与分(1回5mL)の溶液が含まれる。1回分の溶液を抜き取った後のバイアルは、室温(25℃まで)で最大16時間、又は2~8℃で最大48時間保存可能である。最大保存期間を超えた場合は使用せず廃棄すること。
<点滴静注>
14.1.4 表14-1を参考に、それぞれ別の滅菌シリンジで、カシリビマブ製剤及びイムデビマブ製剤のバイアルから必要量を抜き取り、同一の日局生理食塩液の点滴バッグに全量を投入すること。
14.1.5 10回を目安に静かに点滴バッグを転倒混和すること。振り混ぜないこと。
<皮下注射>
14.1.6 カシリビマブ製剤及びイムデビマブ製剤のバイアルからそれぞれ別の滅菌シリンジ各2本(計4本)に2.5mLずつ抜き取ること。その際、カシリビマブ製剤及びイムデビマブ製剤を混ぜないこと。
14.2 薬剤投与時の注意
<点滴静注>
14.2.1 0.2μmのインラインフィルターを通して投与すること。
14.2.2 調製した溶液は独立したラインより投与するものとし、他の注射剤、輸液等と混合しないこと。
14.2.3 希釈した液の投与速度は、表14-1における最大投与速度を超えないようにすること。
<皮下注射>
14.2.4 注射部位は、腹部、大腿部又は上腕部を選び、調製した計4本のシリンジを別々の場所に投与すること。注射部位反応が報告されているので、同一箇所へ繰り返し注射することは避け、新たな注射部位は各回の注射部位から少なくとも5cm離すこと。
14.2.5 皮膚が敏感な部位、皮膚に異常のある部位(傷、発疹、発赤、硬結等)には注射しないこと。
表14-1 カシリビマブ600mg/イムデビマブ600mgを調製する場合(点滴静注)
バイアルからの吸引量必要なバイアル数日局生理食塩液量最大投与速度最小投与時間
カシリビマブ5mL
イムデビマブ5mL
11.1mLバイアルを各1本
又は
2.5mLバイアルを各2本
50mL180mL/時20分
100mL330mL/時20分
150mL480mL/時20分
250mL520mL/時30分

7.用法及び用量に関連する注意

<SARS-CoV-2による感染症>
7.1 SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから速やかに投与すること。臨床試験において、症状発現から8日目以降に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。[17.1.1参照]
7.2 点滴静注により投与すること。点滴静注による投与が実施できずやむを得ない場合にのみ皮下注射による投与を検討すること。臨床試験において皮下注射による投与時の有効性は確認されていない。
<SARS-CoV-2による感染症の発症抑制>
7.3 本剤の投与が適切と判断された後に速やかに投与すること。[5.3、5.4参照]
7.4 投与後30日目以降の有効性を裏付けるデータは得られていない。[17.1.2参照]

5.効能又は効果に関連する注意

<SARS-CoV-2による感染症>
5.1 臨床試験における主な投与経験を踏まえ、SARS-CoV-2による感染症の重症化リスク因子を有し、酸素投与を要しない患者を対象に投与を行うこと。[17.1.1参照]
5.2 高流量酸素又は人工呼吸器管理を要する患者において症状が悪化したとの報告がある。[15.1.1参照]
<SARS-CoV-2による感染症の発症抑制>
5.3 以下のすべてを満たす者に投与すること。また、本剤の投与対象については最新のガイドラインも参考にすること。[7.3参照]
・SARS-CoV-2による感染症患者の同居家族又は共同生活者等の濃厚接触者、又は無症状のSARS-CoV-2病原体保有者[17.1.2参照]
・原則として、SARS-CoV-2による感染症の重症化リスク因子を有する者
・SARS-CoV-2による感染症に対するワクチン接種歴を有しない者、又はワクチン接種歴を有する場合でその効果が不十分と考えられる者
<効能共通>
5.4 本剤の中和活性が低いSARS-CoV-2変異株に対しては本剤の有効性が期待できない可能性があるため、SARS-CoV-2の最新の流行株の情報を踏まえ、最新のガイドライン等も参考に、本剤投与の適切性を検討すること。[7.3、18.2参照]

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
(1)日本人成人被験者(SARS-CoV-2による感染症ではない被験者)
日本人成人被験者(SARS-CoV-2による感染症ではない被験者)を対象にカシリビマブ及びイムデビマブそれぞれ1200~4000mg注1)を60分かけて単回点滴静注した際の薬物動態パラメータ及びそれぞれ600mgを単回皮下注射した際の薬物動態パラメータは以下の通りであった。
表16-1 日本人成人被験者における単回点滴静注時のカシリビマブ及びイムデビマブの薬物動態パラメータ
用量(mg)Cmax注2)(mg/L)C28注3)(mg/L)AUC0-28(mg・day/L)t1/2(day)
カシリビマブ1200338±44.386.9±9.444170±52422.0±2.55
40001130±147320±81.814200±239024.3±5.42
イムデビマブ1200361±25.874.9±8.463870±44919.5±1.41
40001140±142266±68.213200±231019.3±2.99
各6例、平均値±標準偏差
表16-2 日本人成人被験者におけるカシリビマブ及びイムデビマブそれぞれ600mg単回皮下注射時の薬物動態パラメータ
Tmax(day)Cmax注4)(mg/L)C28注3)(mg/L)AUC0-28(mg・day/L)t1/2(day)
カシリビマブ7.08(7.08-7.10)[6]64.0±13.9[6]37.4±6.81[6]1360±285[6]27.0±3.67[5]
イムデビマブ7.08(3.00-7.09)[6]62.1±16.0[6]32.5±8.07[6]1290±329[6]24.0±4.67[6]
平均値±標準偏差[例数](Tmaxは、中央値(最小値-最大値))
(2)外国人のSARS-CoV-2による感染症患者
COV-2067試験における18歳以上のSARS-CoV-2による感染症患者を対象にカシリビマブ及びイムデビマブそれぞれ600~4000mg注1)を60分かけて単回点滴静注した際の薬物動態パラメータは以下の通りであった(外国人データ)。
表16-3 外国人のSARS-CoV-2による感染症患者における単回点滴静注時のカシリビマブ及びイムデビマブの薬物動態パラメータ
用量(mg)Cmax注2)(mg/L)C28注3)(mg/L)
カシリビマブ600192±80.9[183]46.2±22.3[144]
1200331±109[807]78.0±28.6[926]
40001077±323[631]255±88.2[791]
イムデビマブ600198±84.8[196]38.5±19.7[144]
1200331±114[846]63.8±23.9[926]
40001073±309[647]207±74.0[774]
平均値±標準偏差[例数]
注1)点滴静注及び皮下注射いずれにおいても、カシリビマブ及びイムデビマブの承認用量はそれぞれ600mgである。
注2)点滴静注直後の血清中濃度
注3)投与28日後の血清中濃度
注4)皮下注射後の最高血清中濃度

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 重篤な過敏症(頻度不明)
アナフィラキシーを含む重篤な過敏症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を直ちに中止し、薬物治療等の適切な処置を行うこと。[8.1参照]
11.1.2 infusion reaction(0.2%)
infusion reaction(発熱、呼吸困難、酸素飽和度低下、悪寒、嘔気、不整脈、胸痛、胸部不快感、脱力感、精神状態変化、頭痛、気管支痙攣、低血圧、高血圧、咽頭炎、蕁麻疹、そう痒、筋痛、めまい、失神等)があらわれることがある。異常が認められた場合には投与速度の減速、投与中断又は投与中止し、アドレナリン、副腎皮質ステロイド薬、抗ヒスタミン薬を投与するなど適切な処置を行うとともに症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。
発現頻度はCOV-2067試験から集計した。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
その他注射部位反応(紅斑、そう痒、斑状出血、浮腫、疼痛、蕁麻疹等)

発現頻度はCOV-2067試験から集計した。

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