心臓は、全身に血液を送り出すポンプ機能をもっています。心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、血液が体内に十分に供給されなくなった状態をいいます。
呼吸困難やむくみなど、さまざまな症状が現れます。
心不全は心臓病の最終的なステージです。原因を明らかにするとともに、慎重に経過を観察し、治療を行わなければいけません。
きめ細やかな治療を行うためには、医療スタッフと連携をとりながら、患者さん自身が病気を知り、自分を管理することが重要です。
心不全は進行する病気です。心不全を起こし、病状が急に悪化することを繰り返すと、進行が加速します。
進行を防ぐには、処方された薬をきちんと飲むことが大事です。また、しっかりと自己管理を行い、どんなときに心不全が起こりやすいかを知り、事前に予見する習慣をつけましょう。
毎日、体重を測りましょう。数日で2kg以上増えた場合は、心不全が悪化した可能性があります。
息切れや足のむくみ、体のだるさを感じた場合も心不全の悪化が疑われます。受診しましょう。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |