腎臓や肝臓に“のう胞”という水の入った袋が多数できる病気です。お子さんには50%の確率で遺伝します。

高血圧になりやすく、また血圧が高いと腎臓の機能が低下しやすいので、血圧を下げる降圧療法が行われます。

約1割の患者さんに脳動脈瘤がみられます。瘤が大きくなるとくも膜下出血を起こす危険があるので、動脈瘤の有無を調べる検査が行われます。

水分を十分に摂取し、なるべく薄い尿を出すことが勧められています。

発熱が続くとき、血尿がみられるとき、疼痛があるときは速やかに受診してください。

頭痛があるときは、脳動脈瘤が疑われます。すぐに検査を受けましょう。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 水分を多く摂取しましょう。1日約2リットルが目安です。
  • 適切な睡眠時間をとりましょう。
  • 喫煙はやめましょう。
  • 塩分のとりすぎに注意しましょう。
  • タンパク質のとりすぎや、高カロリーな食生活は避けましょう。