片頭痛は、顔面の知覚や咀嚼筋をつかさどる三叉神経の周囲にある血管と神経の異常によって起こるといわれていますが、はっきりした原因はわかっていません。

薬を服用するタイミングなどを適切にすることで、片頭痛をコントロールすることは可能です。

片頭痛がすぐに致命的な病気になることはありません。

ストレスを減らすことで、片頭痛の発作を減らすことができます。

頭痛日記などを付けると、片頭痛が起こるパターンや特徴がわかり、その対策を立てることができます。

トリプタン製剤(スマトリプタン、リザトリプタン、ゾルミトリプタン、エレトリプタン)を続けて服用するときは、必ず2時間以上間隔を空けてください。また、ナラトリプタンに関しては、4時間以上間隔を空けてください。

24時間以内に2種類以上のトリプタン製剤を服用しないようにしてください。

片頭痛の発作が出たときは、できるだけ早期にトリプタン製剤を服用してください。タイミングを逃さずに、食事などを取らなくても、薬を優先して服用してください。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 規則正しい生活を送りましょう。
  • 十分に睡眠をとり、ストレス解消に努めましょう。
  • 上半身を中心にした運動や頭痛体操など適度な運動を心がけましょう。
  • 高い枕の使用はやめましょう。
  • 長時間のパソコン作業は避けましょう。
  • 睡眠不足にならないようにしましょう。