遺伝性の病気で、筋肉が収縮したあとにゆるむことができず(ミオトニア)、筋力低下も起こります。症状はゆっくりと進行していきます。
現時点では進行を遅らせたり、発症を予防する治療法はありません。しかし、遺伝子レベルの研究の進歩により、近い将来、これらが開発される可能性は十分にあります。
治療の中心は対症療法です。手や足、まぶたに強いこわばりが生じるなど不愉快な症状を緩和する薬物が用いられたり、筋力低下には装具や車いすなどで対応します。
希望すれば、遺伝カウンセリングを受けて遺伝子の型を調べることができます。
妊娠について
強い負荷のかかる運動は避けましょう。