急性胆管炎とは、胆管の胆汁が感染し、炎症を起こした状態です。
急性胆管炎は胆管内に細菌が感染して起こる炎症で、重症の場合、死亡することがあります。
過去に胆石や総胆管結石を起こしたことがある場合、再び発症する恐れがあります。
通常、入院して治療を受けます。絶食になることがあります。
治療には、内視鏡を用いた治療や外科的手術があります。状況によっては、集中治療室での治療や緊急処置が行われることがあります。
腹痛や発熱、黄疸(目が黄色い、皮膚が黄色いなど)があるときは、再受診してください。
胆管にステントなどが挿入されている方で、かかりつけ医とは違う医療機関を受診されたり救急車で搬送された場合には、ステントが挿入されていることを担当の医師に伝えてください。