卵巣に癌ができる卵巣癌は、それほど多い癌ではありませんが、1980年と比べると4倍も患者数は増えています。
多くの場合、初期症状はほとんど自覚できませんが、腹部膨満感、便秘、腹痛、食欲不振、体重増加などを訴える人もいます。
リスク因子としては、家族に卵巣癌や乳癌罹患者がいること、初潮が早い、妊娠が遅い、閉経が遅いなどがあげられます。
MRI、超音波、CTなどで卵巣癌が疑われると、卵巣癌の進行や転移などを調べる検査が行われます。
治療は原則として手術です。その後、化学療法を行います。場合によっては術前化学療法を行った後で手術を行います。
退院後もスケジュールに沿ってきちんと受診し、経過を観察しましょう。