感染性関節炎は、化膿性関節炎ともいいます。関節の中に菌が入り込み、炎症を起こす病気です。

症状としては、関節に発赤や熱感があり、動かしたり触ったりすると激しい痛みを覚えます。関節に水がたまり、腫れたり、こわばりが生じたりします。発熱や悪寒が起きることもあります。

治療をしないでいると関節が腫れ、変形したり、うまく動かなくなったりします。なるべく早く治療しましょう。

治療は抗生物質の点滴と、関節の中をきれいにする排膿による2本立てで行います。

原因菌にもよりますが、2~4週間は抗生物質の点滴を行うので、入院が必要になります。

関節の発赤や腫れなどが見られ、炎症が強いときは、無理に動かさず、関節に負担をかけないようにしましょう。

一方で足を動かさないと関節が固まってしまうので、状況に応じて専門家によるリハビリテーションを行います。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 痛みが強いときは受診しましょう。
  • 痛みがあるときは、無理して運動をしてはいけません。