勃起不全は性機能障害の一つです。成人男性全体で、中等度(勃起力が弱い、日によって勃起しない)は24.2%、完全勃起不全(インポテンツ)は7.2%といわれています。加齢とともに増え、70歳以上では60%以上が中等度以上の勃起不全とみられます。
性行時に満足な勃起が得られないときは勃起不全が疑われます。また、早朝勃起に気づくことがなくなったときも勃起不全が考えられます。
原因はさまざまです。加齢、喫煙、高血圧、糖尿病、肥満、運動不足、うつ症状、前立腺肥大症、睡眠時無呼吸症候群、慢性腎臓病、神経疾患、薬剤の影響などがあげられます。
治療に使用されるホスホジエステラーゼ5阻害薬(PDE5阻害薬)は80%の有効率があります。原因が心因性の勃起不全、器質性の勃起不全、すべてにおいての初期治療薬になります。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |