足白癬はいわゆる水虫です。水虫はムシではなく、白癬菌というカビが皮膚に感染して起こります。
他の人から床や足ふきマットなどを介してうつるケースが多いです。
治療には、塗り薬が用いられます。
世間では治らないかのようにいわれていますが、適切な治療を継続すれば完治させることは可能です。
毎日、入浴後に薬を1日1回、足指の間と足底全体に広く塗ってください。
白癬菌は症状がなくても皮膚に潜んでいます。症状がなくなっても治療を止めずに、1~2カ月は薬を塗り続けてください。
白癬菌は、気温が低くなったり空気が乾燥すると活発に活動できなくなります。そのため、足白癬の症状は冬には自然に軽くなりますが、けっして治っているわけではありません。白癬菌の活動が鈍る冬こそしっかりと治療し、完全に退治しましょう。
1カ月に30g(チューブ3本)を使い切るくらいに塗ってください。余るようであれば、塗る範囲か塗る量が不十分と考えられます。塗る範囲が狭かったり、塗るのを早くやめたりすると、再発の原因となります。
薬を塗っていれば白癬自体の症状が急にひどくなることはありません。赤くなったり、かゆみなどが出たときは、かぶれのサインですので治療を中止して受診してくだい。
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