疼痛性障害は、痛みが長く続く病気です。そのため、しばしば日常生活に支障を来します。
痛みの原因や経過は、体の異常だけでは説明がつかず、心理的な問題によってその痛みが生じたり、治りにくくなっていたりします。
疼痛性障害の患者さんは本当に痛みを感じており、意図的に痛みを装ったり、偽っているわけではありません。
治療の第一歩は、患者さん自身が悩みごとやストレスを認識することといわれています。実際には、そのような問題(悩みごとやストレス)に心当たりのない患者さんもいますが、診察中に無理のない範囲で話をするとよいでしょう。
薬が効果を示すことがあります。その場合は、医師の指示に従って服用してください。