そわそわしたり、イライラしたりしてじっとしていられない、じっとしていられずに歩きたくなる、足がむずむずするなどがみられます。

静座不能は、もともとの病気によるものではなく、薬の副作用として起きる症状です。

早いうちに発見して対処すれば、症状は軽くてすみます。症状に早く気がつくことが大事です。

この症状の原因を検査で突き止めることは難しく、医師が症状や服用している薬のことを詳しく聴いて診断します。

内服中の薬は、もともとの病気の治療に必要なものなので、服用を完全にやめるわけにはいきません。治療法としては、関係している薬の量を調整したり、症状を軽減する薬を併用したりします。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 症状に気づいても、現在服用している薬を自己判断で中止したり減らしたりしてはいけません。すぐに受診しましょう。