孤立性肺結節は胸部X線写真に、1つだけ陰影があるという所見用語です。良性と悪性の場合があります。

発熱などの症状があれば、感染症を考えて、喀痰検査を行い、さらに一般培養検査、抗酸菌培養検査、細胞診検査を行い、診断します。

肺がんが疑われる場合は、肺生検を行って組織から診断をつけ、病期を調べるための頭部造影検査、MRI検査、頸部から骨盤までの体幹部造影検査、CT検査、PET検査などを行います。

普通に生活していて呼吸困難が生じたときは、気道閉鎖の可能性があるので、すぐに再診しましょう。

胸痛が、陰影と一致した側に起きた場合は、がんだけでなく、感染症の可能性もあり、早期に受診し、胸痛の原因を確かめましょう。

今まで経験したことがない部分の疼痛が、特に夜間の安静時に生じたときは、がん性の疼痛の可能性があります。なるべく早く受診しましょう。