しゃっくりは、胸腔と腹腔の間にある横隔膜という筋肉が、自然にけいれんすることによって起きる症状です。

多くは一時的なもので自然に治りますが、48時間以上続く場合は、原因を探すために胸部レントゲン、血液検査などの精密検査が必要です。

原因は、脳神経系の疾患や、消化器系の疾患など、頭の先からお腹の下までのさまざまな異常によるもので、病気を確定するためには、もともと患っている病気や内服薬の情報が参考になります。

特に「しゃっくりが始まってからの持続時間」「しゃっくり以外の症状」については整理し、メモしておきましょう。

原因によっては入院による治療が必要になります。しゃっくり以外の症状から重篤な病気が考えられる場合は精密検査を行うために、入院します。

明らかな原因がない場合は内服薬での治療となり、外来通院になります。

薬は7日間を治療効果判定の一区切りにしています。副作用がない限りは、薬は継続して服用しましょう。

発熱、体重減少があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。