直腸肛門部腫瘤は、直腸肛門部にできた皮膚の病変です。

原因は、痔核、肛門周囲の化膿、直腸脱、細胞の異常増殖、感染症など多岐にわたります。

症状としては、痛み、かゆみ、腫れ、皮膚の異常、出血、体重減少などが挙げられます。

頻度は、痔のようによく見られるものから、あまり頻度の高くないものまであります。

検査は、直腸診、肛門鏡で異常部分を観察したり、異常な部分を切除し、組織検査を行ったりして確定します。ただし診断が難しく、確定するために、専門医の診察・検査が必要な場合もあります。

治療は原因に応じて行います。

気づいた点などがあれば受診時に話しましょう。診断・治療の参考になることがあるかもしれません。

症状が悪化したときは再受診しましょう。