リンパ節腫脹(しゅちょう)とは、体のリンパ腫が脹れている状態のことです。原因の多くは、感染症や炎症ですが、悪性の病気のこともあります。

検査の結果がわかるまで、しばらく経過を観察します。

脹れているリンパ節がさらに大きくなったり、数や場所が増えてくる場合には、CTや超音波検査などを追加することが必要になります。

自然に症状が軽くならない場合は、リンパ節を取り出して調べるリンパ節生検が行われます。

抗生剤やステロイドは診断を遅らせたり、副作用が出ることがあるので、当面は服用を控えてください。

熱が出たり、痛みを感じたり、全身がだるかったり、リンパ節の腫れが悪化するようなら、早めに再受診してください。

原因を調べるための最終的な検査はリンパ節生検ですが、まれに生検を行っても炎症を起こしているのか、悪性のがんなのかの区別が完全にはつかないことがあります。1年くらいの間、定期的に受診して経過を観察することが必要です。

食事などには特に注意しなくてもよいです。