浮腫とはいわゆる“むくみ”のことで、血液中の水分が血管外ににじみ出し、異常に増加した状態をいいます。
浮腫を起こす病気の中には、心疾患、肝疾患、腎疾患など生命に危険を及ぼすものがあります。
下肢の浮腫の場合:
浮腫だけでなく、呼吸苦、息切れ、動悸、胸痛などが現れたらすぐに受診してください。
顔面や口唇周囲の浮腫はアレルギー性のものが多く、呼吸困難を来すと死に至る場合があります。すぐに救急外来を受診してください。
心疾患、肝疾患、腎疾患のある方は、塩分の過剰摂取により浮腫がひどくなることがあります。食事は塩分を制限し、体重測定も行いましょう。
痛み止め、血圧、糖尿病などの薬の中には、浮腫を引き起こすものがあります。特に多数の薬剤を服用している高齢者は注意が必要です。処方された薬で浮腫やその他の症状が現れた場合は、主治医に早めに相談してください。
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