好中球は白血球の一種です。体内に侵入した細菌などをやっつけて体を外敵から守る働きをしています。

血液中の好中球が7,000~8,000/μl以上あると好中球増多とされます。

好中球増多は、感染や炎症などに反応して増加する場合がほとんどです。これは身体の正常な反応なので、心配はいりません。

喫煙も、軽度の好中球増多の原因としてよく見られます。

まれに重篤な病気が潜んでいることがあるので、注意が必要です。

骨髄性白血病などの骨髄の病気で好中球が増加することがあります。骨髄検査などの専門的な検査が必要になる場合もあります。

原因となっている病気の治療を行います。場合によっては、入院が必要となることがあります。

喫煙が原因と考えられる場合は、禁煙して経過を観察します。