赤血球は、体の組織の中に酸素を運ぶ働きをしています。この赤血球が貧血や出血などによって不足した場合、赤血球を輸血し補充して、低下している血液の酸素運搬能力を改善する必要があります。

献血された血液から作った赤血球濃縮液は極めて安全ですが、血液が合わずに起きる異常免疫反応や肝炎などの感染症のリスクはゼロではありません。

輸血の効果やその後の適応を評価するための血液検査(CBC)を必要に応じて行います。

3ヶ月をメドに、肝機能やウィルスマーカー(HBV、HCV、HIV)をチェックする場合があります(特に免疫不全状態にある患者さん)。