肺の機能が高度に低下して酸素不足を起こし、内臓、特に心臓に負担がかかるときに、在宅で介護する場合は在宅酸素療法を行います。

体内の酸素不足は息苦しさとは必ずしも一致しません。パルスオキシメータによって測定します。また、血液ガス検査を行うことによって二酸化炭素がたまりやすいかどうかがわかり、酸素療法を行ううえで重要な情報になります。

酸素吸入量は人によって異なります。心臓への負担を減らしますが、運動能力などに関しては希望どおりに改善しないこともあります。

在宅で使う酸素吸入器は医療機関からのレンタルになります。機器の設置や取り扱い、緊急時の対応、定期的メンテナンスについては機器の会社が行います。機器に関して、健康保険の自己負担以外の費用は発生しません。

健康保険の適用上、毎月1回は受診する必要があります。

酸素は薬と同じです。自己判断で勝手に量を調整したり中止したりしないようにしましょう。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 酸素を吸いながら日常生活を続けることも大事です。日常の活動量が落ちないように意識して動きましょう。
  • 風邪には十分注意して、普段から予防しましょう。
  • 快眠、快食、快便を心がけましょう。
  • 酸素は物を燃やす働きがあります。火気には注意しましょう。