非特異性多発性小腸潰瘍症とは、小腸に潰瘍が多発する病気です。

原因はわかっていません。

生涯を通じてつき合っていかなければならない病気です。

強い貧血と低蛋白血症状を伴います。

血液検査や便検査、腸の造影検査、小腸内視鏡検査などを行います。似たような症状がみられるクーロン病との鑑別診断が重要になります

原因が不明のため、根本治療がなく、対症療法が中心となります。

貧血と低蛋白血症状に対しては、絶食や栄養療法が行われます。

小腸が狭くなって食物が通りにくい場合は、手術や小腸拡張術が必要となることがあります。

腹痛、吐き気・嘔吐が見られるときは小腸が狭くなっていると考えられます。速やかに受診しましょう。