水疱とは、一般に“水ぶくれ”と呼ばれる皮疹の一つです。中の水分は損傷した組織からの滲出液です。

原因となる疾患は多種多様です。なかには、緊急に治療が必要な疾患や皮膚以外の全身性の病気が隠れている場合もあります。

鑑別するために、血液検査や皮膚の一部を取り出して調べる皮膚生検などが行われます。

水疱そのものは生命に危険を及ぼしませんが、重篤な病気が原因の場合もあります。早めに皮膚科を受診してください。

水疱が全身に現れている場合は、入院が必要になることがあります。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 処方された治療薬は指示された通りに使用してください。
  • 水疱が破れ、そこに細菌が付着し二次感染を起こしやすいので、適切な外用剤を使用しましょう。