脱毛症は、何らかの原因で毛髪が過剰に抜ける病気です。
脱毛症は後天性と先天性に大別されます。
後天性脱毛症でもっとも頻度が高いのは、円形脱毛症と男性型脱毛症です。
脱毛症では、甲状腺疾患や膠原病などの全身病を合併することがあります。
最近、先天性脱毛症の原因遺伝子が徐々に明らかになってきています。
合併症を調べるため、血液検査が必要です。また、毛髪をつくる工場ともいえる毛包で何が起きているか、脱毛の原因を調べるために、皮膚生検が必要な場合があります。これらの検査は、治療方針を決定するために重要です。
先天性脱毛症が疑われる場合、原因を調べるために遺伝子検査が必要になります。
治療薬はきちんと使いましょう。自己判断で治療を中止しないようにしましょう。
局所免疫療法を行っているとき、塗布後に顔が腫れたり、体中に赤みが出たりすることがあります。このときは、すぐに外来を受診しましょう。
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