シラミが頭皮や陰部に寄生して、痒みなどを生じます。頭皮に寄生するシラミをアタマジラミ、陰部に寄生するシラミをケジラミといいます。
シラミの虫卵や虫体が見つかると、シラミ症と診断されます。
治療薬にスミスリンがあります。1日1回を2日おきに、3~4回繰り返して使います。1回の使用だけでは効果は不十分です。薬は虫卵には効果がなく、虫卵が孵化するときに使用すると効果が上がります。
スミスリンシャンプーやスミスリンパウダーを薬局で購入して使用するとよいでしょう。
治療して2週間たってもまだ虫体が見つかるような場合は、薬剤抵抗性のアタマジラミの可能性があります。皮膚科専門医を受診しましょう。