凍瘡は、身体の部位が低温によって損傷を受ける症状で、一般的に「しもやけ」とも呼ばれます。冬の寒い季節に血行障害によって発症します。

手足の指に生じることが多いですが、足の裏、耳や頬に生じることもあります。

ユベラ軟膏という薬をマッサージしながら塗ると効果があります。

毎年凍瘡になる人は、晩秋からユベラや漢方薬を内服していると予防効果があります。

症状がひどい人は、晩秋から内服を開始し、冬の間もその治療を続けることをお勧めします。

かさぶた、びらん、潰瘍を生じた場合は、別の病気が潜んでいるかもしれないので、早めに医療機関を受診しましょう。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • お風呂で手足や患部をマッサージしましょう。
  • 治療薬を外用しながら、1日2~3回マッサージしましょう。
  • 日常生活でも手袋や靴下を身につけて、手足を冷やさないようにしましょう。
  • 手を洗ったら、しっかり水気を拭き取りましょう。
  • 運動して汗をかいたら、靴下を交換し冷えないようにしましょう。
  • お風呂上がりに、素足で冷たい廊下を歩かないようにしましょう。