小児の肥満症とは、標準体重の1.2倍以上をいいます。また、腹囲が80㎝以上、あるいはペットボトル症候群(大量にスポーツドリンクや清涼飲料水を飲んで起きる糖尿病)や睡眠時無呼吸、肝機能障害、脂質異常症、高血圧、登校拒否などの体や心に合併症がある場合も肥満症といいます。
子どもは肥満といわれるだけで傷つきます。肥満傾向にあるときは家族が協力をして、子どもの肥満症を防ぎましょう。
肥満症の原因は、食事や間食による摂取カロリーが、生活に必要な消費カロリー(生きるために必要なカロリー+運動で消費するカロリー)よりも多いために起こります。
食事や間食による摂取カロリーを減らし、運動で使う消費カロリーを増やすことが治療の基本です。
毎日、朝食前・夕食前・夕食後・就寝前の4回体重を量り、記入しましょう。
生活面
食事面