猫ひっかき病は、猫にかまれたりひっかかれたり、ネコノミにかまれたりすることで感染して起こる病気です。
原因菌はバルトネラ・ヘンセレという細菌です。
採血やリンパ節生検で診断します。
かまれたところの周囲が虫さされのときのような感じで赤く腫れます。リンパ節が腫れることもあります。発熱や頭痛、全身の倦怠感を伴うこともあります。まれに視野障害や肝臓疾患を合併させることもあります。
多くの場合、自然に治ります。
症状によっては、抗菌薬が用いられることがあります。また、入院治療の場合もあります。