無排卵は、診察してすぐにその原因病名がわかるわけではないので、これまでの月経パターンや既往歴、服薬歴、食生活などを総合して診断していきます。
無排卵はその原因にもよりますが、月経不順、無月経となり、更年期障害、男性化、多毛などを起こすことも有ります。
時には1~3カ月の間経過を見たうえで、診断、治療を開始することも有ります。
鑑別疾患としては、もともと卵巣機能がない原発性無排卵や、何らかの原因があり無排卵になる続発性の場合があり、診断には採血などを行います。
卵巣機能がない場合は、ホルモン補充療法を行います。
続発性の無排卵については採血、超音波検査、MRIなどにより原因を検索のうえ、その治療を行います。