鼻(鼻腔)の周りには、頬から額にかけて副鼻腔という空洞が左右に4対ずつあります。急性副鼻腔炎は、副鼻腔が細菌感染により化膿性炎症を起こす病気です。
原因菌としては、インフルエンザ菌や肺炎球菌、ブドウ球菌などがあげられます。
かぜの症状があり、引き続いて起きる膿を含んだ臭いのある鼻汁と鼻の痛みが主な症状です。頬部痛や頭重、頭痛を感じることもあります。
原因となった細菌検査を行います。
治療には、抗菌薬、消炎薬、鎮痛薬などを用います。
耐性菌の場合は、抗菌剤が効かないこと があります。症状が悪化したときは薬が効いていないので再度受診しましょう。
薬を変更することもあります。症状によっては入院して治療します。