鼻・副鼻腔腫瘍は、副鼻腔炎や鼻炎と症状が類似しているので、腫瘍の発見が遅れがちです。

血液が混じった鼻水や、片方だけの鼻づまりが続くときは、注意が必要です。

    

鼻の症状のほかに、顔面や眼の症状、歯の症状を伴うことがあります。

診断には専門医の診察が必要なので、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

治療には、手術のほか、放射線治療、化学療法などがあり、病理組織や進行度に応じて治療法を選択します。

抗凝固剤を服用する場合は事前に休薬が必要です。医師の指示に従いましょう。

多くの場合は入院して治療します。治療後は再発や転移を早期発見するために定期的な受診が必要です。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 鼻出血を防ぐため、激しい運動や過度の飲酒は控えましょう。