白血球にはいくつかの種類がありますが、その中の単球は生体防御・免疫の調節に関係します。好塩基球は主にアレルギー反応に関連し、リンパ球は免疫に関与しています。

いずれの場合も、それ自体に原因があるのではなく、何らかの原因で増加したり減少したりして異常を呈することが多く、その原因となる疾患を見つけて治療していきます。

単球、好塩基球は、骨髄疾患で増加する場合があります。検査には骨髄検査が必要です。

リンパ球増加は、感染症に伴うことが多く、その場合は自然に正常化します。ただし、リンパ腫などのリンパ系腫瘍で増加することがあり、この場合は、CTなどによる全身の検査やときにリンパ節生検などが必要になってきます。

原因となる疾患に対して治療および経過観察を行います。

検査や治療によっては入院が必要になります。