間欠跛行では、歩くと、足が痛んだり、しびれたり、冷たくなったりし、休息すると軽快します。
症状が進行すると、足のしびれや知覚の低下が起こり、筋力が低下し、足の組織が壊死を起こし、切断せざるを得なくなることもあります。
原因は動脈硬化の一つである閉塞性動脈硬化症や加齢によって脊柱管が狭くなって神経を圧迫する腰部脊柱管狭窄によくみられます。高齢者に多い症状です。
軽度の跛行の場合は、運動療法と薬物療法で治療します。
中等度の跛行の場合は、血管内治療(カテーテルなどによる血管内手術)や薬物療法を行います。
重度の跛行の場合は、血管内治療(カテーテルなどによる血管内手術)または外科療法を行います。
脊柱管狭窄症の治療は、保存療法が原則です。
保存療法が無効の場合や馬尾性間欠跛行の場合は、手術療法を行います。
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