膝蓋軟骨軟化症は、膝のお皿の部分の軟骨が軟化し、腫れて亀裂が生じ、膝の前面部に痛みが生じる病気です。

比較的若い運動選手に多くみられ、主に、動作をするときや膝の屈伸をするときに痛みが発生します。

原因は、何らかの力がかかって異常を起こしたものと考えられます。

膝の前面の痛みが生じる場所を特定するために、診察の他、X線撮影やMRI検査などを行い、診断をつけます。

多くの場合、リハビリテーションを中心とした保存療法によって症状は改善します。

軟骨の傷害の原因が、明らかに他にある場合や、保存的な療法では改善ができないときは、入院して手術療法を行うこともあります。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 運動のし過ぎは避けましょう。
  • 膝に負担がかからないようにしましょう。