アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎は、使いすぎが繰り返されて腱が傷み、炎症を起こす病気です。

症状は、歩行時や運動時にアキレス腱に痛みが生じます。徐々に腫れや熱をもつようになることもあります。

進行すると、アキレス腱が硬くこわばり、歩行障害を起こすことがあります。

治療法には、保存療法と手術療法があります。最初は的確な保存療法を積極的に行い、効果を期待します。

歩行を中止して保存治療を行うことが難しく、徐々に症状が進行する場合は、手術に踏み切ります。

スポーツ選手では早期に手術療法を行う場合が少なくありません。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 毎日欠かさずセルフ・ストレッチングを行いましょう。
  • 患部に熱があるときは、アイシング(水や氷などで患部を冷却する)を行いましょう。
  • 脚の安定を図るために、靴や足底挿板(インソール)を着用しましょう。
  • 医師の指示に従い、きちんと通院しましょう。