顎関節脱臼は、いわゆるアゴが外れることをいいます。ケガや骨折などがなくても、大きな口を開けた途端に発生することがあります。

まれに顎関節の形が生まれつき外れやすい場合があります。また、高齢者や脳梗塞の後遺症として、顎の筋肉が弱くなり、外れやすくなることがあります。

ケガにより顎が外れたり、痛みが続いたりするようなときは、口腔外科を受診し、骨折がないかをX線検査で確認します。

通常は外科的な処置の必要はなく、手で脱臼を元に戻す徒手整復で回復します。

症状がなくても、念のために口腔外科を受診することをお勧めします。

普段の生活で気をつけてほしいこと
  • 整復後、24時間は大きな口を開けないようにしましょう。