爪下異物とは、爪と指の皮膜の間に異物が入り込んでしまった状態です。
感染の原因になることがあるので、異物を早く取り除いたほうがいいでしょう。
異物を取り除いても、膿んで感染を起こすことがあります。その場合は、さらに追加治療が必要になります。
爪下血腫は、爪を強くぶつけた後に、爪の下に血がたまった状態です。爪と指の間はもともと狭いために血がたまると強い痛みが生じます。
異物を爪先から引っ張り出します。引っ張り出せないときは、麻酔をして爪を一部切って、異物を取り除くことがあります。
爪下血腫の場合は、血を除けば痛みは軽減するので、爪に穴をあけて血を外に出します。強くぶつけているときは指を骨折していることもあるので、X線写真で調べ必要なら骨折の手当てをします。
指が赤く、腫れて熱感をもつようなら、また、ふたたび血腫ができて痛むようなら、感染している可能性もあるので、再受診しましょう。
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