最近、リウマチ熱の後遺症として心臓弁膜症になった方は殆ど見られなくなりましたが、加齢による弁膜の変化で、大動脈弁硬化、狭窄や閉鎖不全を起こしてくる方もあります。また年齢とともに心房細動などの不整脈を起こしてくる方が多くなりました。しかし、早い段階で心臓病専門医に相談すれば心配することはありません。定期的に聴診や心電図検査、そして心エコー検査を行うだけで十分診断が付くのです。息切れや、胸の痛みなどは虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の症状です。自分で心配をせずにすぐ、掛かりつけの先生や、専門医の診察を受けてください。

どういった検査が必要になるかは、専門医の方々に遠慮せず聞いてください。