癌などの悪性腫瘍そのものが原因で、発熱する場合に、腫瘍熱と呼ばれます。

微熱が続くような場合もありますし、高い熱が出る場合もあります。熱が出たり、おさまったりを繰り返す場合もあり、熱の出方や高さだけでは、腫瘍熱かどうかはわかりません。

腫瘍があっても、感染を同時に起こしていて熱が出ることもあります。熱がある場合には、必ず担当医にご相談ください。また、熱以外にも症状がある場合には、その旨もお伝えください。

内服薬がある場合や、最近新しく始まった薬がある場合は担当医に報告してください。

保存してある抗菌薬などを自分の判断で用いないでください。必ず医師や薬剤師に確認してください。