サプリメントとは一般に、日常の食事では不足しがちな栄養素を補う食品を指します。したがって、本来は病気の治癒を目的とするものではありません。
サプリメントに含まれる有効成分の中には、人に対する効果がしっかりと証明されていないものや有害なものもたくさんあります。
今現在、医療機関で治療を受けている方の場合、サプリメントの摂取は治療に影響を与えたり、治療している病気を悪化させることもあります。特に慢性疾患がある方は、サプリメントの服用について主治医とよく相談しましょう。
栄養バランスに偏りのない食事をとっていれば、積極的にサプリメントを摂取する必要性はあまり高くありません。サプリメントはあくまでも栄養を補うためのものであることを知っておきましょう。
サプリメントの中には処方薬との飲み合わせが悪かったり、処方薬の効き目が弱まったりして現在行っている治療に支障が出るものがあります。特に慢性疾患のある方がサプリメントを摂取する際には、医師または薬剤師に必ず相談してください。
サプリメントの商品名と摂取期間をお薬手帳などに記録しておくと、医師や薬剤師に相談する際に役立ちます。
サプリメントの摂取で副作用が起きることがあります。体調変化がみられた場合には主治医や医療機関へ相談してください。
医療機関を受診して副作用が明らかになった場合には医療機関を通じて保健所へ報告してください。
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