「痛み」は患者さんが医療機関を受診するきっかけとして頻度が高いものです。

「痛み」そのものは身体の防御機構の一つで、身体の損傷や差し迫った危険を知らせるという重要な役割を持っていますが、治癒後の差し迫った危険がないと思われる状況でも「痛み」が続くこともあります。

うまく痛みが和らぐ場合もあれば、しばらく続く場合もありますが、痛みと上手に折り合いをつけられるよう対応していきます。

治療法には次のようなものがあります。                 

・お薬による治療                 

・注射や神経ブロックによる治療                 

・手術による治療                 

・運動療法などのリハビリテーション治療                 

・認知行動療法などの心理的アプローチ                 

・栄養指導や心がけなどの生活のサポート

経過によって、血液検査やレントゲン検査、MRIなどの検査を行うこともあります。痛みの原因を突き止めるためというよりは、危険な状態でないかどうかを調べるためです。

 

【注意事項】

しばらくたってから痛みの原因が判明することもまれにありますので、症状に変化があれば遠慮なくお伝えください。