日本国内でインヒビターのない患者に使用可能な凝固因子製剤
›
臨床レビュー本文へ
画像をご覧になるには
ご契約が必要となります
まずは15日間無料トライアル
a:日本国内で使用可能な血液凝固第Ⅷ因子製剤
b:日本国内で使用可能な血液凝固第Ⅸ因子製剤
現在わが国で使用可能な製剤は、血漿由来製剤と遺伝子組換え製剤に大別される。
イロクテイト、オルプロリクスは、「半減期延長製剤」と呼ばれているが、日本血栓止血学会「インヒビターのない血友病患者に対する止血治療ガイドライン2015年補遺版」では、「半減期延長製剤の使用を勧めてもよい症例」として、以下が示されている。
従来製剤を使用中であるが、頻回の静注による穿刺を避けたい症例(例;乳幼児[ただし、現時点でPUPs への安全性について十分な成績は得られていない]、静脈穿刺が困難、自己注射・家庭療法ができない、など)
現在定期補充療法は行っているが、アドヒアランス不良で、輸注回数の減少によりアドヒアランスの向上が見込まれる症例
出典
1:
著者提供