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慢性萎縮性苔癬
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病 歴:50歳代女性。約2年前より、外陰部に皮疹が出現して当科受診。
診 察:両大陰唇に紅斑があり、左大陰唇の肛門側には大豆大の白色の硬化病変あり。陰唇は全体に萎縮性で、小陰唇の一部は大陰唇に癒合している。
診断のためのテストとその結果:KOHを用いた顕微鏡検査で糸状菌は陰性。皮膚生検で、表皮の萎縮、透明帯、膠原線維の増生を認めた。
治 療:特に加療を希望しなかったため、ステロイドの外用を行わずに、近医で悪性腫瘍の出現がないか、定期的にフォローしていくこととした。
転 帰:その後受診せず不明。

出典

img 1:  著者提供