閉塞性動脈硬化症
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病歴
:52歳男性。数年前より、四肢末梢の冷感としびれを自覚していた。次第に安静時にも疼痛が出現。足趾末端の潰瘍と壊死が生じた。
診察
:両足趾全体に黒色から黄白色調の壊死および潰瘍あり。周囲には淡紫紅色調の紅斑あり。
診断のためのテストとその結果
:ABI、SPP、サーモグラフィ、血管造影。ABIは0.9、SPPは33mmHg、サーモグラフィで皮膚表面温度の低下、血管造影で後脛骨動脈の閉塞像がみられた。
治療
:血管拡張薬投与。
転帰
:治療を継続しているが、難治である。
出典
1:
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