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全身症状を伴った多発性固定薬疹
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病 歴:10歳代女児。躯幹を中心に多発する紅斑を主訴に受診。
診 察:躯幹、四肢に多発する円形~類円形の紅褐色紅斑に加え、発熱を認める。
診断のためのテストとその結果:鎮痛解熱薬の内服により、色素斑に一致して紅斑が誘発されたことより多発性固定薬疹と診断した。
治療、転帰:原因薬剤の中止により軽快(a:原因薬剤内服20分後 b:原因薬剤内服後4時間。紅斑は新たな部位にも新生しつつ拡大)
コメント:このように全身に多発するタイプではしばしば発熱などの全身症状を伴い、SJS/TENなどと誤診されることもある。

出典

img 1:  著者提供