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扁平な脂漏性角化症(老人性疣贅)
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脂漏性角化症は高齢者ではごく普通にみられる表皮の疣贅状良性腫瘍で、20歳代から発症し、60歳代では80%、80歳以上で約100%の人にみられる。隆起性の褐色ないし黒色調結節で、表面は疣状であるが、平滑なもの・有茎状のものなど種々の臨床像を呈する。隆起が目立たず扁平なものは、老人性色素斑と鑑別が困難なことがあるが、表面を触ってざらざら感があるかどうかで鑑別可能である。ただし老人性色素斑内の一部に老人性疣贅がみられることもあり、扁平な老人性疣贅は組織学的にしか老人性色素斑と区別できないことがある。

出典

img 1:  著者提供