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肝斑
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病歴:40歳代女性、30歳頃から両頬部にシミが生ずるようになり、なかなか消失しないため来院。
診察:両頬部から上口唇に褐色斑が存在し、両鼻根部にも淡い褐色斑がみられる。頬部の皮疹の境界は鮮明で、上下眼瞼を色素斑は避けている。
診断のためのテストとその結果:後天性両側性太田母斑様色素斑と間違われやすいが、境界が鮮明な褐色斑で、上下眼瞼を皮疹が避けていることから肝斑であることがわかる。
治療:ハイドロキノンの外用を行い、紫外線曝露を避けることを指導した。
転帰:ハイドロキノン外用2カ月でかなり色調の改善が認められたが、紫外線の防御をきちんと行わないと、再発がみられる。

出典

img 1:  著者提供