分娩時出血量の90パーセンタイル値
分娩時異常出血の指標となる。(日本産科婦人科学会周産期委員会、253,607分娩例、2008年)
出典
1:
日本産科婦人科学会ほか編:産科危機的出血への対応指針 2017、p2、2017
産科DICスコア
産科DICの早期診断・早期治療を可能にする。
出典
1:
日本産科婦人科学会ほか編:産科危機的出血への対応指針 2022、p3、2022
緊急時の適合血の選択
緊急時の適合血の選択が容易となる。
出典
1:
日本産科婦人科学会ほか編:産科危機的出血への対応指針 2022、p3、2022
主に使用される輸血用血液製剤一覧と期待される輸血効果
血液製剤の特徴と効果がわかりやすい。
出典
1:
日本産科婦人科学会ほか編:産科危機的出血への対応指針 2022、p4、2022
産科危機的出血の対応プロトコール
母体搬送の前に点線の上まで行っておくとよい。
出典
1:
妊産婦死亡例検討評価委員会、日本産婦人科医会:[http://www.jaog.or.jp/medical/ikai/project03/PDF/botai_2013.pdf 母体安全への提言2013],p24
分娩時大出血と‘4つの「T」’
PPHの原因として“4つのT”が挙げられる。特に、弛緩出血がその大半を占めており、原因検索と同時に初期治療を行い、治療抵抗性の場合には、一次医療機関でも簡便に行える手技として子宮腔内タンポナーデ法に習熟しておくことが重要である。
出典
1:
Prevention and management of postpartum hemorrhage.
Am Fam Physician. 2007 Mar 15;75(6):875-82.
産後の過多出血治療に使用される薬剤(参考)
子宮収縮薬はオキシトシンが第1選択であるが、ほかにエルゴメトリン、プロスタグランディンF
2α
(PGF
2α
)も使用される。それぞれの合併症に注意して使用すること。また、保険収載されている用量を超えている薬剤や、保険適用外使用の薬剤もあるため注意が必要である。
出典
1:
日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会編:産婦人科診療ガイドライン―産科編2017、p215 日本産科婦人科学会、2017より改変転載
産科危機的出血への対応フローチャート
分娩時大量出血時の対応の際にわかりやすく参考になる。
出典
1:
日本産科婦人科学会ほか編:産科危機的出血への対応指針 2022、p1、2022
危機的出血への対応ガイドライン
輸血を行っても出血が持続する際の対応の際に参考になる。
出典
1:
日本麻酔科学会、日本輸血・細胞治療学会編:危機的出血への対応ガイドライン、p4、2007