成人における慢性ITPの診断基準案(2005年試案)
3. 3)、4)、5)、6)は保険適用外であり、どこでも検査ができる項目ではない。しかし、この基準によるITP診断の感度は98%、特異度は79%となり、ITPとして95%の予測値で診断可能となり、90%の予測値でITP以外の疾患を除外できる。
出典
1:
桑名正隆:ITP診断における各種検査法の有用性を検討する前向き調査—中間報告— 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 平成15年度報告書「血液凝固異常症に関する調査研究」(班長 池田康夫). 56-61, 2004.3
ITP治療の参照ガイド2019改訂版
参考文献:
厚生労働省難治性疾患克服研究事業血液凝固異常症に関する調査研究:ITP治療の参照ガイド作成委員会 柏木浩和, 桑名正隆, 羽藤高明, 高蓋寿朗, 藤村欣吾, 倉田義之, 村田 満, 冨山佳昭, 成人特発性血小板減少性紫斑病治療の参照ガイド2019改訂版 臨床血液 60(8) 877-896, 2019
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